Mini-RK (低侵襲角膜切開術)
Mini-RK (低侵襲角膜切開術)について
厚さ100マイクロメートルのダイヤモンドメスを使用し、4本から8本、角膜を放射状に切開します。
軽い近視の方には、良好な視機能が得られ非常に安全な矯正手術です。
ロシア式RKからアメリカ式RKへと発展し、最後に洗練されたMini-RK手術を1995年から行ってきました。
安全な手術適応基準を報告し日本人用にShimizu-Hashimotoノモグラムを作成し、学会発表、原著として報告しました。
RKとの違い
RKは、角膜周辺部に放射状の切開を入れ、角膜中心部のカーブを変えて視力を改善します。
レーザーではなくメスを使用する古典的な術式です。
旧式のロシア式RKの短所 |
暗所視力低下 |
視力の日内変動 |
術後遠視化 |
眼球の脆弱化 |
Mini-RKは、同じ放射状に角膜を切開するのですが、4本から8本、切開が短いため、安全性が高くなっています。
Mini-RKの長所 |
暗所視力低下なし |
日内変動なし |
術後遠視化なし |
眼球の脆弱化なし |
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