白内障(はくないしょう)
乱視矯正白内障手術
乱視の一番歪みの強いところを切開し、乱視矯正手術LRIを併用することにより乱視を矯正します。
白内障とは
目は主に、右図のような構造をしており、カメラに例えれば、絞りの役割をする虹彩と、フィルムの役割をする網膜
・レンズの役割をする角膜と水晶体、そして情報を脳に伝える視神経から成り立っています。
白内障とは、このうちの水晶体が濁る病気を言います。
白内障の症状
・ ものが霞んで見える。
・ 明るいところで、眩しくて見づらい。
・ ものが二重に見える。
進行すると、視力の低下を招きます。
白内障の原因
- 目の外傷や糖尿病などの病気によるもの
- ステロイド系の薬による副作用
- 先天性の白内障
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特に、加齢に伴う白内障は、早い人では40歳代からはじまり、80歳代では殆どの人に症状が見られます。 |
白内障の手術
右のように充分な手術前検査をし、手術への適応性や術後予想をします。(* 絵は概略図です)
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- 視力、眼圧、前眼部、眼底などの一般的な眼科検査
- 角膜内皮細胞検査
- 眼内レンズ検査(眼軸長の測定、角膜曲率半径の測定)
- 血液検査
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1.角膜・強膜を3mm程度切開し、そこから超音波水晶体乳化吸引装置によって、濁った水晶体の中身を吸い出します。
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2.眼内レンズを水晶体嚢に挿入します。
>> 多焦点眼内レンズも選択できます。 |
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3.眼内レンズを固定します。 |
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